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あらすじ・内容

 西暦2222年、鬼族に地球の支配権を奪われた人類は、自らの主権を取り戻すために戦いを繰り返していた。その目的を果たすためには、ある秘宝が必要とされた。
 西暦1377年、南北に分かれた朝廷は、日本全国を戦乱の渦に巻き込んでいた。正当なる皇位を主張するためには、その秘宝を手にしなければならなかった。
 遠くかけ離れた23世紀と14世紀の世界で奪い合われた秘宝。それは三種の神器のひとつである『勾玉(まがたま)』なるもの
 これは過去へ旅立った鬼族と人類の、時空を超えた熾烈な争いと熱き友情の物語であり、23世紀と14世紀の物語が巧妙に同時進行しながら、やがてそれらは一つに繋がっていく。
鬼族のアグリと4人の人間は、本物の勾玉を求めて23世紀から14世紀へと旅立った。だがその情報を奪おうとした鬼族軍部の裏切り者がクーデターを起こす。
反発した人類は立ち上がり、軍部に不満を持つ鬼族と協力して革命軍を組織した。世界のいたるところで、クーデター軍と革命軍の戦闘が勃発した。さらに地球そのものを絶望に陥れようとする破壊の主も姿を見せる。
 一方過去に向かった5人は気の遠くなるような年月を過ごし、本物の勾玉に関する情報を持ち帰る。しかし勾玉には、重大な秘密が隠されていた。革命軍、クーデター軍、そして破壊の主という三つ巴の争いのすえ、ついに勾玉の秘密が明らかとなる。